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キュビズム展に行ってはみたが...... [博物館美術館]

国立西洋美術館で開催中のキュビズム展に行ってきた。今月末までなのでどうしようかと思ってはいたが、思っているとあっという間に時間が経つのでいざ出陣!お昼前に入場してさほど混んでもなかったのだが、個人的感想はイマイチかな。

絵の内容ではないが、写真撮影禁止の部屋でも説明文だけをバシャバシャと、また説明文を撮る姿勢で絵も含めて撮る輩が多く、煩くてしょうがない(怒)何故か係員は注意もしない、聞くと説明文はいいらしい......こんな美術館は初めてだ......禁止は絵に説明文も含めてよ!でもお喋りお婆のグループがいなかったのはせめてもの救い。

新発見もあった。キュビズムと言うと、ピカソとブラックが有名だけど、ブラックは若い時に壁塗り職人をしていたそうだ。そうかブラックの絵は塗り壁なのだ!キュビズムとは塗り壁なのだ!合点がいった!

個人的にキュビズムを理解すれば、立体的な三次元の構成を無理やり二次元に分解して、すると多方面からの面がいくつも誕生する。そこに人などの動きも二次元の面として加えれば、三次元の対象の二次元的時間的推移も表現出来るってわけね。そんな理解かな、まあ対象の世界の強調をてんこ盛り表現したって感じ。

と言う感じですが、更に彫刻をぶっ壊して割れた部分部分が散らかってる様を二次元の絵にしたって感じですかね。まあ新世界の表現といえば、そうなるのかもしれませんが......個人的にはそう言う冒険も新鮮で良いとは思いつつ、常設展の印象派の方が性に合ってるような気がした展覧会でした。入場料2.2Kは自分としては高かった(泣)
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久しぶりの国立西洋美術館入場!
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上:ロベール・ドローネー「パリ市」この絵はなんとなく好感が持てた。ブラックやピカソなどほぼ統一された暗い系の色調ではなくて、明るくて人の動きを感じられる、楽しさがあるようなキュビズム絵だからでしょう。無理やり線と面の大強調ではなくて無理が少ないというか印象派的キュビズムとでも言うような感じがしましたが....
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常設展に移動して理解しやすいモネさんらの印象派を見て心休まる時間かな〜
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Ito

こんにちは!キュビズム展に行ってらしたのですね(私には絵の凄さを理解するのに何倍も時間と労力がかかりそうと断念していました)先日のモネ展では目が癒されました(ただやはり価格設定(平日2.8K)が気になりましたが)
by Ito (2024-01-17 16:46) 

Sugar7

Itoさん、コメントありがとうございます。
私が大好きな(笑)NHKの日曜美術館の放送を見てから行くと少しは理解が進むかもしれませんね。大きな展覧会の前に放送があるようです。今回の私の発見はキュビズムの原点ブラックさんが壁塗り職人だったことです!
by Sugar7 (2024-01-17 17:03) 

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