ノーベル生理学・医学賞

ノーベル生理学・医学賞にハンガリー人の気鋭の研究者「カタリン・カリコ」ペンシルベニア大学特任教授が受賞した。この人ハンガリーから身一つでアメリカに渡ってきた苦労人らしい。ハンガリーという小国は優れた人が多く輩出している様だ。

欧州の端っこでずっと昔から、そしてソ連時代からも酷く迫害されてきた悲運の国の一つハンガリー。ハンガリー出身の科学者にはノイマン型コンピューターのジョン・フォン・ノイマン氏などもいる。音楽家ではハイドンなど多数いるがこっちはあまり興味はない。

あの憎っくき中華ウイルスから人類を救ったmRNAの開発実用化に成功したことが受賞理由だけど、既に50年前に日本人研究者がそのmRNAの特徴を捉えていたらしい。その人、古市泰宏氏は出身大学が旧国立2期校の富山大学で東大や京大などの旧帝国大学出身ではないフツーの人らしい。（残念ながら一昨年逝去）

富山大学→東大→米国留学のコースってイベルメクチン開発の大村智氏と似たよなコースかもしれない、大村氏は山梨大学出身→理科大院出身だけど。マスコミはこういう旧帝国大学出身ではない人を大きく報道しない様な気がする。なんでかな〜イベルメクチンなどコロナ禍で海外では効果を上げていたが大きく取り上げなかったし....

財務省はFラン大学への補助金やC国人留学生への過大な補助などさっさと切り上げて、理学工学農学への研究費の増額をもっともっと実施していってもらいたいものだ。まだまだ底辺で頑張っている日本人研究者が将来研究成果で報われる為に！兎に角人類を救ったカタリン・カリコ女子ノーベル賞おめでとうございます！